心が震えるマチュピチュと膝が震えるワイナピチュ登山〜ウユニ・マチュピチュ旅行記・4日目〜
どうも、もっさんです。
いつものように更新が滞っております。
10月までには一通り旅行記を書き終えて。航空券やホテルの手配について書こうと思っていたんですけどね…思ってはいたのよ…
さて、今回はウユニ・マチュピチュ旅行記の4日目(3/10)、アグアスカリエンテスからマチュピチュ遺跡、ワイナピチュ(上の写真の真ん中にそびえる山)登山、そして再びクスコに戻るまでの日程です。
天空都市マチュピチュの超絶景もワイナピチュ山の過酷な登山も最高だったぜーーッッ!!って感じの記事でございます。
それでは旅行記へ。
南米旅行4日目!憧れの天空都市マチュピチュへ!
朝5時頃に起床。6時のバスに乗るので早起きです。
起きてすぐに窓の外の天気をチェック…雨は降っていいないものの山の上の方には厚い雲がかかっていました。
天気が好転することを祈りつつ朝食へ。
チェックアウトしてマチュピチュへ向かうバスが出発する停留所へ。
朝の早い時間にも関わらずバス停にはすでに人だかりが…ギリギリ1台目に来たバスに乗り込むことができました。(バスはかなりの本数走っているようでしたので遅れてもさほど影響なかったかも?)
アグアスカリエンテスの町を抜け谷を抜け、とんでもない山道を走って30分ほどで遺跡の入口のバスターミナルに到着。
入口も多くの人で賑わっていました。我々のチケットの都合上、7時〜8時までにワイナピチュに入山しないと行けなかったのでサクッと入場してワイナピチュ入口を目指そ〜…と思っていたんですが、入場ゲートで係員に止められてしまいました。
係員曰く、荷物が大きすぎると入場できない決まりになっているらしく、渋々ゲート脇にある荷物預け所にTilopaを預けてきました。料金は確か3ソル…
気を撮り直していざ入場〜。
ゲートから少し歩くと遂にマチュピチュ遺跡に到着です!!
全体的に濃い霧に覆われていましたがそれがまた神秘的で…霧の合間から現れる遺跡群や歩いている道、階段、壁など全てが美しく見えました。そこはかとないラピュタ感…
時間がなくてあまり霧の中のマチュピチュの写真が撮れなかったのが残念でしたが、本当に素晴らしい景色を見ることができました。
波乱のワイナピチュ登山へ
景色に感動する一方、濃霧&迷路みたいな遺跡で迷子になりつつも何とかワイナピチュ入口に到着。
すでにそこそこ待ち列ができていたのでそこに続いて並びます。
ワイナピチュ入口の受付で名前とパスポート番号を書いたらいざ登山開始です。
ワイナピチュの麓までは軽くアップダウンのある山道を10分ほど歩きます。
すぐ横が数100mはあるような断崖絶壁だったりして少し緊張感が…地面がかなりぬかるんでいたので気をつけながら歩きます。
麓から頂上までの登山道はそれなりに整備されており、基本的には難しい所はありませんでした。
しかし、所々でほぼ垂直な岩場を登ったり、めちゃくちゃ急で狭くて高い階段を登ったりと、下手したら大怪我するような場所もいくつかありました。
こまめに休憩挟みつつ登っていたので体力的にはそこまできつくなかったですが、いやあプチ高所恐怖症には精神的にきつかった…笑
山頂近くまで来るとちらほらと遺跡が見えてきました。
ここは見張り台的な所らしいです。昔の人、こんなとこまで石運んでくるとかヤバすぎでしょ。
そして登頂!!
多めに休憩取っていたのと道中の渋滞に巻き込まれたのでコースタイムより多少時間がかかりましたが、大体1時間半ほどで登りました。
何やらゴツい岩の上に人が集まっていたので行ってみたら、どうやら岩の上がマチュピチュを俯瞰で見るポイントのようでした。
楽しそうだったので僕らも登ってみましたが、マチュピチュは完全に霧の中…というか雲の下。
しかし折角登っておいて勿体無いので少し待ってみると、本当に一瞬でしたが霧が晴れてマチュピチュ遺跡を拝むことができました。
一応マチュピチュも見れたしそれなりに満足して下山しようとしたその時、ポケットから何か落ちていく感覚とカラーーン…コローーン…という岩に上を何かが転がり落ちていく音が…………
ワイナピチュの山頂でレンズ落っことしました。。
トレッキングパンツのジッパー開けっ放しだったのが運の尽きでした。あんなに見る景色がスローになったのは初めてだったぜ…
完全に谷底に落ちていったかと思っていたんですが、周りの人からすぐ下に落ちていると教えてもらって岩の合間を抜けて探しにいくと、2〜3m下の地面にレンズが落っこちていました(泣)
恐る恐る拾いに行って見るとフードは割れてるし、レンズキャップどっか吹っ飛んでるし、鏡筒がベコベコになってましたが…意外にもレンズは無事!?
回収してから試し撮りしましたが写りも特に異常無いようで…なんかよくわかりませんが、このレンズはウユニでも使おうと思っていたので一安心?
さて、気を取り直してレッツ下山。
下りもなかなかに急な道が続いていて気をぬくと滑落しそうです。
山頂から少し降りていくと、岩の割れ目にできた洞窟が…なんでわざわざこんなとこに階段通したんだろ?
ここはTilopa背負ってたら潜り抜けられなかったですね。入場ゲートのお姉さんグッジョブ。
帰り道は途中から上りの道と合流していました。どんどん下山します。
てくてく歩いてやっとゴール…!!
といつの間にかだいぶセクシーな格好になっていたマイ彼女(笑)
ガイドとの集合時間にちょっと遅れそうだったので急いで遺跡の入口へ。
あんなに濃霧だったのに下山したらすっかり霧が晴れていました。
この旅一つ目の目的地、待望のマチュピチュ遺跡探索!!
ムキムキなイケメンガイドと合流して遺跡ツアーへ。
ゆっくり写真を撮りながらマチュピチュ遺跡を探索していきます。
先ずは遺跡の中で最も高い位置にあり、遺跡全体を一望することができる”見張り小屋”方面へ向かいます。
そこからの景色はまさにテレビやネットでよく見るようなザ・マチュピチュの景色!!
真昼間でそんなに天気もよくなかったので超絶景と呼べるような景色ではありませんでしたが…今まで自分とは全く別の世界だと思っていたものが目の前にあるということにめっちゃ興奮、感動しました。
説明受けながら遺跡を回りつつ記念写真をパシャパシャと……なんでこの人帽子2つもかぶってるんだろ。。
植物コーナー的なところにコカインの元になるコカの木が生えていました。
南米だとコカの葉のお茶を飲むのは割とメジャーみたいらしいです。高山病対策になるとか。
マチュピチュはほんとそこら中にアルパカがいます。これはガイドのおっさんに追い払われている図(笑)
こちらはアンデスウサギ、陽が出てる日には日向ぼっこしに巣穴から出てくるらしいです。割と遠くに出てきたので70mmだとこれが限界でした。
これは確かコンドルの遺跡だったかな?
この遺跡の説明が終わったあたりでガイドツアー終了して解散になりました。
ガイドはマチュヨの方に任せていたのでどこから派遣されてきた方なのかよくわかりませんでしたが、英語も聞き取りやすかったし、説明も楽しかったのでなかなかよかったです。
ツアー終了と同時くらいで雨が降ってきたのでそそくさと退散。最後にアルパカを一枚。
遺跡の出口あたりにマチュピチュスタンプがおいてあって列ができていたので、記念にパスポートにスタンプ押してきました。みんなガンガンパスポートに押してたので僕らもそうしたんですが、実際どうなんですかね?
アグアスカリエンテスへのバスは長蛇の列でした。
台数がかなり多かったですが、待ち時間は30分ほど。時間が悪いともっと並びそうでした。
アグアスカリエンテスの街へ戻ってきました……ってど快晴ですやん。なんでやねん。
昨日の夜はわかりませんでしたが、アグアスカリエンテスはマチュピチュへのターミナルなだけあって結構な数の観光客がいるんですね、ワイワイしてる感じも好きですよ。
南米ノラ猫。
南米は野良犬はたくさんいるけど猫はあんまり見かけなかったですね。
駅前には主にお土産を売っているマーケットがありました。昨日の夜は一部しか見られなかったど、昼間に見ると結構規模が大きかったです。
市場とかのごっちゃごちゃした感じが最高にいいですね…海外の映画とかに出てきそうな、トムクルーズが敵追いかけてそうな感じ。
魚眼で撮ってもこの密集感と南米って感じの色使いがたまらん。
大満足のマチュピチュ観光でした
マーケットでお土産買って駅へ。クスコへ帰ります。
電車が来るまでちょっと時間あったので、ポテチとインカコーラを買ってダラダラしてました。
流石ジャガイモの本場だけあってポテチがかなり美味しかったですね。
電車きたので乗車!
天窓付きで日差しが気持ちよくて、気温もちょうどよくて、座席もフカフカで…ウトウトしてると車内サービスが来て、色々貰いました。
車内サービスはマンゴージュース(確か)とジャイアントコーンとシナモンロール。トウモロコシも本場なだけあってすごく美味かったです。
車窓からの景色…心地よい穏やかな時間…
さらにウトウトしてたらオリャンタイタンボに到着。ここからバスに乗り換えてクスコに向かいます。
バス停留所で並んでたら虹が見えました。あと乗り換えの駅の近くに亀仙人のコスプレしたおじいさんがいました(笑)
クスコへ向かうでっかいバスに乗り込みます。バスはWi-Fi使えたりしてかなり快適でした。
バスに揺られてウトウトしてるとまたまた虹が…!
二重のかなり強烈なヤツでした。もっと景色いいところで出て欲しかったな。。
そんなことも有りつつまたまた一眠りしてたらクスコに到着していました。
2日ぶりのクスコですが既に懐かしい景色にちょっと感動…(笑)
夕飯を調達しに広場に行くと結婚式?的なことしてました。賑やかな雰囲気と生温い温度の風がすごく心地いいクスコの夜でした。
あ、夕飯は安定のビックマック。やっぱりこいつが一番うめえや。
ウユニへの長距離移動に向けて、ぐっすり眠ることにしました。
まとめ
今回でマチュピチュ編は終了です。約一年ぶりに見返してるとなんかすごく懐かしくて少し切なくなりましたね…
次回はほぼほぼ移動になるのかな、、恐らくクスコからウユニへのそこそこ安くて安全で快適な工程をご紹介できると思うのでご参考に〜。
では、また!