mosagraph

もっさんのわくわくフォトライフ。

初めてのオーロラと初海外へ!!~オーロラ旅行記・1日目~

今年も待ちに待った長~~い夏休みを迎えて何度か旅&撮影遠征に行ってきましたので、今回から何回かはその旅のうちの一つについて書いていこうと思います!

私、ずいぶん昔に書いた記事で「日本すら制さずして安易に海外などに行くべきでない」と書きました。そんなこといって単純に海外に行くお金が無かっただけなんですが・・・昨年の夏に旅した 九州一周の旅にてなんとか全都道府県制覇したので、今年の夏は自分史上初の海外進出をしてきました。

色々と撮ってきたのでしばらくお付き合いください。

オーロラってどういうもの?どこで見れるん?

そんでもって今回はタイトルでネタバレしてる通り、オーロラを見に、撮影に行ってきました。

オーロラが何か知らない人はいないと思いますが、オーロラがどういった現象なのか、どこでよく見られるのか知らない人は多いと思うので現地で聞きかじった知識でちょちょっと説明したいと思います。

オーロラとは・・・?

言わずと知れたオーロラですが、その名前はローマ神話に出てくる曙の女神『アウロラ』から名づけられたと言われています。海外では『Aurora』という名前はメジャーではないらしく、一般的に『Nothernlights』もしくは『Aurora Borealis』というみたいです。日本名では極光と言うとか。

ずばり、太陽風という太陽から放射されるプラズマ粒子が、地上100~400kmで酸素や窒素などの大気と衝突し発光したものがオーロラという現象の正体です。酸素原子とぶつかると白っぽいグリーンや赤色、窒素分子とぶつかると紫や青色になるというように、プラズマ粒子がどの原子や分子と衝突するかで色が変わるようです。赤のオーロラはレアみたいですね。

この粒子が連続して衝突を繰り返すため、カーテン状や波形のようなさまざまな形となって空に現れるとか・・・しかしながら、このオーロラについてはまだまだ完全には究明されていないこともあるみたいです。って物理学者の上出先生の本に書いてあります。

オーロラってどこで見えるの?いつ見れるの?

オーロラが最もよく見えるのは、北緯66~70度付近に輪っかのような形で広がる「オーロラベルト」や「オーロラ・オーバル」の直下にある地域です。単純に北極に近づけば近づくほどいいって言うわけじゃないんですね。
具体的な地域では、アラスカのフェアバンクス、カナダのイエローナイフやホワイトホース、北欧フィンランドのサーリセルカ、アイスランド等、北極圏の各地にオーロラ観測地は存在します。
また、オーロラといえば冬のイメージがとても強いのですが、実際にはオーロラは1年中、夏でも出現しているらしいです。ただ、夏至のころは白夜で日が沈まず一晩中明るいためにオーロラが出ていてもほとんど見ることができません。また、寒い地域ということもあって積雪や雪解けの時期も天候が不安定になるので、オーロラ観賞のベストシーズンは8月中旬から9月下旬と11月中旬から4月中旬とされています。
今回は従姉妹の勧めや色々と条件がそろっていることもあって・・・

カナダ イエローナイフに行ってきました!

はい、今回はカナダのイエローナイフに行ってきました。
先ほどオーロラは夏でも見られると書きましたが、なんかよくわかりませんが北欧では夏にはあまり見られないみたいです。その点、カナダでは夏でもよく見えるとの事でしたので今回の行き先はイエローナイフに決定しました。
人生初海外というのもあって、手配などよく分からなかったのでオプショナルツアーを予約して、飛行機からホテルから現地のオーロラ鑑賞ツアーの予約まで「旅工房」さんの方で全部やってもらいました。便利便利。

www.tabikobo.com

 

現地でお世話になったツアー会社の「オーロラビレッジ」さんでは、空港〜ホテル間の送迎、ホテルのチェックイン、ホテル〜オーロラ鑑賞地間の送迎をやってもらえます。スタッフには日本人の方が多くいるので、英語が話せなくても安心ですが、あんまり海外旅行感がないかも…でも初めてイエローナイフにオーロラを見にくる人にはかなりオススメできると思います。
余談ですが、オーロラビレッジさんのホームページでは数年分のイエローナイフでのオーロラの発生記録を確認することができます。旅行の日程決めるのにかなり役に立ちました!
それではここから旅行記〜。

www.aurora-tour.com

いざ、カナダへ!!

……っと、はい!最初の乗り換え地点であるカルガリーに到着!!
いや本当は成田から色々撮ろうと思ってたんですけど、手続きとか初めてなもんで手間取りましてね。写真撮ってる余裕ありませんでした…無事にカナダについてよかったです。飛行機の中でキャプテンアメリカ見てました。
入国審査のいかついおっさんを拙い英語でなんとかいなしてカナダ入国完了。
カルガリー空港の中はこんな感じ。初海外の自分にはなにもかも新鮮です。

待合室で待機中、カルガリーからイエローナイフまではどんな飛行機で飛ぶんだろうなー、と思っていたらまさかのプロペラ機!?…プロペラ機ってそんなに恐れるものでもないのか?

ちょっと不安でしたが無事に飛びました。
フライト中だんだんと暗くなっていく空、期待が膨らんでいきます…そして遂に到着!!

飛行機降りて滑走路?を歩いて空港へ向かいます。カルガリーでは曇っていた空も晴れてきていてテンションマックス!!

憧れのイエローナイフ看板。イエローナイフ来ちゃったなー!
空港入るとすぐにオーロラビレッジのスタッフの方が案内に来てくれました。久々に彼女以外の日本語を聞いたので少しホッと。

シロクマのターンテーブルから荷物を持ったら案内に従ってとりあえずホテルに向かいます。宿泊するホテルは「クオリティイン イエローナイフ」というダウンタウンのど真ん中にあるホテルです。詳細はまた後で。

オーロラハント第一夜!!

ホテルに到着。30分ほどで準備をして早速オーロラハントへ向かいます。

目的地はオーロラビレッジ!

オーロラビレッジというのはツアー会社である「オーロラビレッジ」さんの行なっているオーロラ鑑賞ツアーの鑑賞場所の総称なんですが、書いてみるとちょっとわかり辛いですね。
イエローナイフの町や空港から離れた場所にあり、光害の少ない空でオーロラの鑑賞ができます。とは言っても、オーロラビレッジ自体の明かりがそこそこ明るいんですけどね…。

と言うのも、オーロラビレッジではホテルからの送迎のバスごとにその日のオーロラ鑑賞の拠点のとなるティーピーという先住民のテントを手配されるのですがその明かりがなかなか強いんです。

ティーピー内部はそこそこ広くて、一番小さいティーピーでも15人ほどは入れます。中には薪ストーブがあってとても暖かく、オーロラ鑑賞で冷えた体を温めることができます。また、コーヒーやホットチョコレートなど温かい飲み物が用意されていて、これが美味いんですわ…!

ホテルから30分ほどでオーロラビレッジに到着しました。ツアー初日だったので、オーロラビレッジ内の施設等の説明を兼ねて施設内をぐるっと一周。説明が終わった後は帰りのバスの時間まで自由行動です。

The First time Aurora...

早速、オーロラ鑑賞&撮影に参りましょう!

この日は少し雲があるものの、かなり晴れていて絶好のオーロラ日和!

自由貸出の椅子を取りに行ったら既に無くなっていたので、立ち見でじっとオーロラの出現を待ちます。周りを見渡すと同じようにオーロラを待っている人たちが大勢いて、なんかちょっと一体感。

ぼーっと空を見上げていると何か不思議な光の筋が………あ、あれがオーロラか!!?

とりあえず光の方にカメラ向けて撮ってみると写りました!オーロラです!!すげー!!しかもレアらしい赤系のオーロラ!!ついでに天の川も!!うひょーーー!!!

徐々に周りの人達もざわついてきて、ティーピーの中にいた人達も外に出てきて段々とお祭り騒ぎになってきました。

 オーロラ×ミルキーウェイ+ティーピー=最高!

天の川まで写そうとするとティーピー白飛びしちゃうのが辛いです…。

天の川に流星ゲッチュ!

しばらく経つとピンクのオーロラは消えてしまって今度は青と緑のオーロラに。青色のオーロラは肉眼では夜空と見分けがつかないのです。

この後別の場所に移動して撮ったりしてましたが、途中からオーロラ見えなくなってしまったのでティーピーでホットチョコレート飲んだりして過ごしました。

最後に帰り際に撮ったティーピーと天の川をどうぞ。ちょっとオーロラも写ってますね(笑)

昼夜逆転免れず・・・

というわけでオーロラ旅行1日目からちゃっかりオーロラ見えてしまいました。オーロラ旅行記その2もなるべく早くアップしたいと思います。

では、また!

naaaassom.hatenablog.com